犬や猫を飼うときフローリングではダメなのかな?
マットはどんな物を選べばいいのかな?
そんな疑問に我が家の
背筋も凍る危険な実話
を交えてご紹介します
- マットやカーペットの必要性
- ジョイントマットの危険性
- 我が家の使っているタイルカーペット
- 人気のタイルカーペット
- その他の対策方法
マットやカーペットを導入する理由
その1 ペットの安全のため
床が滑ってしまうと、思わぬケガや病気につながります。
特に胴長の犬種(ダックスフンドなど)は床が滑ると足腰にかなりの負担がかかりますので、椎間板ヘルニアなど将来的に歩けなくなってしまう病気もあるので注意が必要です。
猫の場合は着地に失敗すると骨折をしてしまうことも。
床が滑る場合は着地地点にだけでもマットやカーペットを敷くのをおすすめします。
その2 防音対策として
犬の場合は足音よりも鳴き声でクレームが入る事が多いですが、
猫の場合は高所から飛び降りた際の音などがかなり大きくなります。
私自身、今まで犬しか飼った経験がなく猫は初めてでしたので、
こんなにも大きい音が出るなんて想像もしていませんでした。
(猫は足音を立てないイメージが強かったので…)
特に猫は夜中辺りに覚醒して活発になり運動会をはじめてしまう事もあり、
さすがにまずいと思いすぐに防音性の高いマットやカーペットを購入することにしました。
駆け回っている時はフローリングに爪があたる音もすごかったです。
Youtubeで愛猫の運動会中の動画をあげたところ、
競馬場の馬群かと思った!
と言われたこともあるくらいにはうるさいです…。
ジョイントマットは危険!
背筋も凍る体験談
まず我が家が1番はじめに購入したマットは、厚みのあるジョイントマットでした。
ジョイントマットとは、パズルのピースを組み合わせて敷くタイプのマットですね。
ジョイントマットはコーナー部分や1番端の部分も綺麗に見えるように穴埋めのマットが一緒に付いてきますので、それをはめ込むと綺麗な四角形になるといった一般的な商品です。
設置してから何日か経ったある日
仕事から帰宅すると、嘔吐をしていてその中にはジョイントマットのスポンジが…。
愛猫がジョイントマットの組み合わせ部分を食べてしまっていました。
すぐにかかりつけの動物病院へ行きましたが、そこの病院では対応できないとの事で救急病院を紹介してもらいました。
エコー検査などをしてもらい、ひとまずは腸閉塞の危険性は少なく経過観察となりましたが、仮に腸閉塞になった場合、手術費用は50万円くらいかかると言われゾッとした出来事がありました。
全部吐き戻してくれたようで大事には至りませんでしたが、検査費だけでも8万円ほどかかってしまいました( ;∀;)
みなさんも誤飲にはお気を付けください。
腸閉塞(ちょうへいそく)とは、異物や毛玉などにより腸が塞がれてしまい、正常に通過できなくなること。
別名イレウス。
ジョイントマットはメリットもある
ジョイントマットのメリットは、
安価で防音性の高い商品が多い
ことですよね。なので我が家も導入しましたが上記のような誤飲の経験をした人も多数いると思います。
このような経験談からジョイントマットは危険といわれる理由ですね。
ジョイントマットを使う際は、
露出をさせて興味を惹かせないように、上から大きめのカーペットで覆ったりする。
必ず誤飲防止対策をしてから使うようにしましょう。
危険を回避するためにも、ジョイントマットよりもタイルカーペットの方がおすすめです。
我が家の使っているタイルカーペット
その1 防音タイルカーペット
我が家がメインで使っているタイルカーペットは、
ワタナベ工業
「吸着ぴたパネル防音タイプ」です。
ホームセンター等でも取り扱いがありますよ
防音タイプのタイルカーペットの中では低価格なのが魅力。
遮音等級はΔLL-4となっていて、お手軽に滑り防止と防音対策ができますよ
(ΔLL-4は、ある程度の防音効果。足音は聞こえるが許容範囲内程度の大きさ)
ワタナベ工業
吸着ぴたパネル
防音タイプ 4枚入
吸着ぴたパネル防音タイプのメリット・デメリット
- 汚れた部分だけを洗える
- 何度も貼って剥がせる
- しっかり吸着してズレない
- 掃除機が吸い付かない
- 厚手で足元の冷え対策にも
- 劣化しても部分的な交換でOK
- 防音タイプのマットの中ではかなり安価で買える
- ありがちなデザインになりがち
- 防音ジョイントマットより遮音性は低い
ワタナベ工業のタイルカーペットは、
洗濯後も密着性が良く繰り返し使える点から口コミも高評価です
通常タイプ(非防音タイプ)のタイルカーペットは
Amazonで1枚あたり100円を切る価格!
9枚入りで762円〜1099円(カラーにより変わります。)
ワタナベ工業
吸着ぴたマット ループ
9枚組 30X30cm
(非防音タイプ)
その2 大判タイプ
ワタナベ工業
「ぴたマット大判タイプ」
こちらも同メーカーのマットです。
防音性能はありませんが、滑り防止として廊下に敷いていますよ。
90×180㎝ありますが長さの割に安価なのが特徴。
カットしても使えますよ
走り回るときの爪音対策にも
大判タイプも
カットしてから使うことで
汚れた時に部分的に洗濯できて
楽できますよ
ワタナベ工業
吸着ぴたマット
広幅タイプ 90×180cm
その3 100均の吸着マット
ダイソー
「ピタッと吸着マット」
税込み110円!
ペラペラ生地ですが、こちらもペットの滑り防止としては優秀です。
階段用も出ていますので、ちょっとした部分に使う事ができて便利。
DIYのキャットウォークやデスクの着地点などにペタッと貼っています。
滑りそうな階段や飛び移る場所など、要所要所に気軽に滑り防止対策できるのがいいですね♪
遮音等級表
ΔLL等級 | ΔLL (dB) | 防音効果の説明(足音基準) |
---|---|---|
ΔLL-7 | 30以上 | 非常に高い防音効果。足音はほとんど聞こえない。 |
ΔLL-6 | 25以上30未満 | 高い防音効果。足音はほとんど気にならないレベル。 |
ΔLL-5 | 20以上25未満 | 中程度の防音効果。足音は軽く聞こえるが気にならない。 |
ΔLL-4 | 15以上20未満 | ある程度の防音効果。足音は聞こえるが、許容範囲内。 |
ΔLL-3 | 10以上15未満 | 低い防音効果。足音はかなり聞こえるが軽減される。 |
ΔLL-2 | 5以上10未満 | 非常に低い防音効果。足音はほとんどそのまま聞こえる。 |
ΔLL-1 | 5未満 | ほとんど防音効果がない。足音は完全に聞こえる。 |
より防音性に優れたタイルカーペット
びっくりカーペット
びっくりカーペットは
防音専科と同じくΔLL-6級のカーペットを販売していたり、ΔLL-5級のタイルカーペットも販売しています。
防音専科と比べると価格が控えめなので、低価格で防音材を導入することができそうです
また、ペット用に向けた
防音・撥水・抗菌防臭などのラグやタイルカーペットも豊富に取り扱いがありますよ
cucan(クーカンネットショップ)
cucanもびっくりカーペットと同じく
ΔLL-6級のカーペットを販売していたりオシャレな機能性ラグを豊富に取り揃えています
ディズニーのラグなども取り扱っていますので
お洒落さんにはおすすめのネットショップです
安価でデザイン重視なら
アイリスオーヤマのタイルカーペットはデザインが豊富で、
部屋の雰囲気を損ないたくないオシャレさん向けの商品が数多くありますよ
もこもこ生地のタイルカーペットまでありますのでペットの安全とオシャレの両立が低価格で実現できます。
\会員登録で300円クーポン付き/
その他の対策
フロアコーティング
戸建ての方向けですが、滑り止めのコーティングをしてしまうのも一つの手です。
フローリングでも滑らなくなる他、撥水効果や傷防止にも繋がるため、部屋の雰囲気を損なわずに対策できます。
床が滑りにくくなるシリコンコーティングの耐用年数は、
5~10年ほどです。
- ワックスよりも耐用年数が長い
- 滑り防止+床の傷を防げる
- ペットへの安全性が高い
- 部屋の雰囲気を維持できる
- 初期投資がかさむ
- 賃貸では難しい
- 乾燥期間が2-3日かかる
ラグやカーペットを敷く
部屋の雰囲気を重視するならラグや通常のカーペットでも問題ありません。
それだけでもかなりの滑り防止につながると思います。
しかし粗相をしてしまったり嘔吐をしてしまった場合、後処理が大変ですね。
毛の長いラグは食べカスなども埋まりやすいです。
実際我が家はリビングのトイレ側半分はタイルカーペットで、
もう半分はカーペットを敷いてます
比較表
種類 | 安全性 | 価格 | 防音性 | デザイン性 | 掃除 |
---|---|---|---|---|---|
タイルカーペット | |||||
ジョイントマット | |||||
ラグ・カーペット | |||||
フロアコーティング |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ジョイントマットの危険性や、その他のメリットデメリットをお伝えしました。
愛するペットのために安全に配慮した快適な空間作りを目指しましょう