猫を飼っていると、旅行や帰省のとき「どうしよう…」と悩むことってありますよね。
猫は環境の変化に敏感な動物。留守番をさせるのがいいのか、一緒に連れて行くべきなのか、迷う飼い主さんも多いはずです。
この記事では、我が家の実体験やそれぞれの選択肢のメリット・デメリット、注意点、準備すべきこと、判断の目安まで詳しく解説していきます。
猫の性格やライフステージに合わせて、無理のない選択ができるよう一緒に考えていきましょう!
猫を飼うと旅行に行けない?

長期の旅行は準備が必要
「猫がいるから旅行は諦めた!」そんな声、よく聞きますよね。
たしかに猫は環境の変化に敏感で、犬のように一緒に出かけるのも難しいことが多いです。
でも、猫を飼っているからといって必ずしも旅行を諦める必要はありません。
留守番させるか、一緒に連れて行くか
猫の性格や年齢、体調などに合わせて準備を整えれば、旅行は可能です!
猫を飼うと2泊程度までの旅行が多くなる
実際に猫を飼い始めると、
「愛猫が心配で長期の旅行は考えられない」と感じる飼い主さんが多数ではないでしょうか。
そのため、旅行は1〜2泊程度の短期になる傾向があり、3泊以上の外出には慎重になる人が多いのが実情です。
やむを得ず長期の旅行をする場合は、ペットホテルやペットシッターに依頼するなど、信頼できるサポート体制を整えておくことが大切です

我が家も実家に帰省する時は
お留守番をしてもらっています。
お留守番・連れて行くのどっちがいい?
選択肢や判断基準


旅行のとき、猫を「お留守番させる」か「一緒に連れて行く」かは、多くの飼い主さんが悩むポイント。
どちらが正解というわけではなく、猫の性格・年齢・体調・環境への慣れ具合などによって最適な方法は異なります。
ここではそれぞれの選択肢と判断のポイントを紹介します
猫は犬と違いお留守番派が多い
犬は人と一緒に過ごすことを好む傾向がありますが、猫は自分のテリトリーを守る習性が強い動物。
そのため、旅行に連れて行くよりも、慣れた自宅で過ごす方が落ち着いていられる猫が多いと言われています。
猫はお留守番が得意な動物でもあります。
猫は1日中誰かがそばにいなくても、自分のペースで過ごせる生き物。
環境の変化が少なければ、短期間の留守番ならあまりストレスを感じずに過ごせることも。
ただし、長時間の不在にはフードやトイレの環境整備が必須です。
多くの飼い主はお留守番を選択する場合が多い
実際には、多くの飼い主さんがお留守番を選ぶケースが主流です。
- 「猫は移動や環境の変化が苦手」
- 「移動中に鳴いてしまう」
- 「宿泊先の条件が厳しい」
などの理由から、
短期旅行なら自宅で過ごしてもらう方が、猫にも飼い主にも負担が少ないと判断されることが多いようです。



宿泊施設で予防接種証明が必要な場合があります
あらかじめご確認を!
連れていき散歩をさせている猫も見かける
最近では、ハーネスをつけて散歩をするお出かけ猫も増えてきました。
性格的に人懐っこく、外の世界に好奇心を持つ猫であれば、旅行を一緒に楽しむことも可能です。
ただし、猫の性格によって向き・不向きが大きく分かれるため、慎重な判断が必要です。



アウトレットモールへ行くと猫もたまに見かけますが、限りなく少数ですね。
留守番をさせるか連れて行くかは猫に聞いてみる
猫にも「おうちが一番落ち着く」というタイプや、「知らない場所や移動がとにかく苦手」という子が大勢います。
特に、外に出るのを嫌がる猫にとっては知らない場所への移動や宿泊は大きなストレスになることも。
「家でのんびりお留守番が快適!」と感じる子が多いため、
連れて行くよりもお留守番のほうが猫にとって優しい選択になる場合が多いです。



脱走防止対策なんか必要ないんじゃないかってくらい外に出たがらない猫もたくさんいますよね。
お留守番させる時の注意点と準備
ごはんと水の確保
- 自動給餌器なども活用して安定供給
- 複数日分の給餌・停電時のリスク対策も検討
給水場所を多く設置したり、対策を取りましょう


トイレ環境を整える
- トイレを増設しておく
- 自動トイレを使う
トイレを増設したり、自動トイレを導入するのも良いでしょう。
当ブログでは自動トイレのレビューもしていますので、気になる方は下記リンクからどうぞ!






室温や空調の管理
- エアコンのタイマー&見守りカメラで快適に
- 真夏・真冬は特に注意が必要
以下の記事では
エアコンなどを外出先からもスマホで遠隔操作することができるようになる「スマートリモコン」について詳しく解説しています
電気やエアコンのオンオフを
外出先からも可能になります




長期のお留守番はペットホテルやペットシッターも検討
旅行や出張でどうしても家を空けなければならないとき、猫にとって安心できる環境を用意してあげたいですよね。
そんなときに頼りになるのが、ペットホテルやペットシッターサービスです。



おうちが大好きな猫の場合は、ペットホテルに預けるよりもシッターに依頼する方が負担が少ないですね♪
長期の留守番ならCosewaも検討


Cosewaはいつでも簡単にアプリからペットシッターを探せる、信頼性の高いマッチングサービス。
既に多くの口コミやメディア掲載実績があります
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Cosewaの特徴とメリット
- シッターのタイプが豊富
-
自宅訪問・宿泊・散歩・給餌…希望に合わせた依頼が可能
- 安心の人選とフィルタ検索
-
本人確認済み・シッターのレビュー付きで信頼性◎
経験や対応時間でシッターの絞り込みも簡単 - ストレスが少ないお世話環境
-
ペットが慣れた自宅やシッター宅でケアされ、ホテルに預けるより安心
- 柔軟な対応が魅力
-
急な用事にも対応可能で、短時間〜数日預かりまで選択肢が多い
- アプリの利用は無料(月額費用や登録料なし)
-
お世話の予約時のみ料金が発生
利用の流れ
- アプリからシッターを検索&条件指定
- チャットや顔合わせで信頼できる相手を選択
- 予約確定&当日はお世話スタート、報告もアプリ経由で確認
注意点
第一種動物取扱業の登録をしていない一般の動物好きな方が、登録者と同様のサービスを継続的に提供すると、動物愛護管理法に違反し、罰則の対象になる可能性があります。
Cosewaでは、こうした法的リスクを避けるため、登録していない個人がサービス提供者として報酬を得る形式にはしていません。
具体的には、料金を明確に提示する仕組みは設けておらず、利用者側が「お礼」として任意で謝礼を渡す形式をとることで、あくまでもボランティア的なやり取りとして運用されています。



Cosewaはプロに限らず、近所の動物好きな方ともマッチングできるのが特徴。信頼できる人を見つけるには、事前のやり取りや過去のレビューをしっかりチェックしましょう。
ペットホテルを利用する場合は1泊5000円前後
大手のペットショップ場合、猫の宿泊料金は5000円前後な場合が多いです。
(シーズン・地域により変動あり)
また、ペットホテルを利用する際は、
- ワクチン未接種の場合受け入れ不可の店舗多数あり
- 3泊以上の場合、練習泊が必要な場合あり
(ペットのコジマなど) - 年齢制限がある場合あり
(10歳以上は別途承諾書が必要なケースも) - 投薬中・生理中などの場合受け入れ不可なことも
- 大手でも宿泊施設がある店舗は少数
など、条件がある場合がありますので事前に確認をしておきましょう
一緒につれていく場合の注意点と準備
キャリーケースや移動中の安全対策
- 飛び出し防止
- 慣れさせるための練習もしておく
- 乗り物酔い対策も確認
猫壱の「ポータブルケージとトイレのセット」はシートベルトに通し固定可能なポップアップ式のケージです!
コンパクトに収納できるため、災害時にも役に立ちますよ




宿泊施設の選び方と事前確認ポイント
- 「ペット可」でも猫がNGな場合あり
- 予防接種証明書やトイレ持参など、ルールの事前確認を忘れずに
先程もお伝えした通り、
「ペット可」と記載されていても「犬OK」の意味合いが強い傾向にあります。
しっかりと宿泊先の情報を確認しておきましょう。
猫と旅行をするのに必要なアイテム
- 折りたたみトイレ
- 携帯用フードボウル
(ダイソーでも売っています) - キャリー用目隠し布など
- ハーネス
- 迷子札やエアタグ
こちらも宿泊先のルールで必要な物がありますので事前に確認を。


猫同伴OKの宿泊施設を探しやすいサイトは?
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※6月13日時点の情報です
まとめ:愛猫のストレスのない選択肢を心がけましょう!
猫と旅行、正解はひとつではありません。
ただし、動物病院へ連れて行くだけでも不安になってしまうのが多くの猫です。
猫の性格・年齢・健康状態などから最適な方法を選びましょう!
しっかりと準備すれば、留守番でも同行でもトラブルなく過ごせるはず。
安心して猫との暮らしと旅行を両立させていきましょう

